車庫証明の取り方と注意点について解説!

引越しや契約駐車場を変更する場合、普通車と一部地域の軽自動車は変更したときから15日以内に車庫証明の取得が必要になります。(軽自動車でも車庫証明が必要な地域は「各都道府県の県庁所在地」「人口が10万人以上の市町村」「東京・大阪などの都心部から30km圏内の市町村」です。※該当地域のなかでも不要なところもあります。)車購入時とは違い、引越しや契約駐車場を変更する場合は、車庫証明の取得をうっかり忘れがちなので気を付ければいけません。法律違反をしないためにもしっかりと申請をし、車庫証明を取得しましょう。
車庫証明の取得方法(戸建て住宅の場合)
1.必要書類の準備
- 車庫証明申請書
- 自動車保管場所の所在図・配置図
- 保管場所使用権限疎明書面(自己所有の場合)
- 印鑑
最寄りの警察署や、都道府県のウェブサイトから入手できます。
車を停める場所の位置を示す図面を用意します。自宅の敷地内に駐車場がある場合、その位置やサイズを記載します。所在図では、周辺の施設などを目印に地図を描きます。Googleマップをプリントアウトしたものに書き加えて添付する形式でも大丈夫です。
自宅の敷地内に駐車場がある場合、土地の登記簿謄本や固定資産税の納税通知書など、土地が自分の所有であることを証明する書類が必要です。
申請書類に押印するための印鑑を用意します。
2.警察署での申請
書類を揃えたら、管轄の警察署の交通課に提出します。提出先は通常、居住地を管轄する警察署です。
受付時間や提出場所は警察署によって異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
3.手数料の支払い
車庫証明を取得するための手数料を支払います。通常、2,000~3,000円程度です。地域によって異なる場合があります。
4.審査と現地確認
申請後後、警察署が申請内容を審査し、必要に応じて現地確認が行われます。自宅の駐車スペースが基準に合っているかを確認します。この審査には数日から1週間程度かかることが一般的です。
5.車庫証明の受け取り
車庫証明書が発行されたら、再度警察署に訪れ、受け取ります。印鑑を持参することを忘れないようにしましょう。
車庫証明の取得方法(集合住宅の場合)
集合住宅(マンションやアパート)で車庫証明を取得する際の手順について説明します。集合住宅の場合、駐車場が自分の所有ではない場合が多いため、いくつか特有の書類が必要となります。
1.必要書類の準備
- 車庫証明申請書
- 自動車保管場所の所在図・配置図
- 保管場所使用承諾書
- 駐車場の賃貸契約書の写し
- 印鑑
最寄りの警察署や、都道府県のウェブサイトから取得できます。
駐車する場所の位置を示す図面を準備します。集合住宅の駐車場の場合、全体図に加えて、どの区画を使用するかを明示することが求められる場合があります。所在図では、周辺の施設などを目印に地図を描きます。Googleマップをプリントアウトしたものに書き加えて添付する形式でも大丈夫です。
駐車場の所有者または管理者からの承諾書が必要です。これは、管理会社やオーナーから発行される書類で、あなたがその駐車スペースを使用する許可を得ていることを証明します。
駐車場を借りている場合、その契約書のコピーが必要です。この書類で、駐車場があなたの使用権下にあることを確認します。
申請書類に押印するための印鑑を用意します。
2.警察署での申請
書類を揃えたら、管轄の警察署の交通課に提出します。提出先は通常、居住地を管轄する警察署です。
受付時間や提出場所は警察署によって異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
3.手数料の支払い
車庫証明を取得するための手数料を支払います。通常、2,000~3,000円程度です。地域によって異なる場合があります。
4.審査と現地確認
警察署が申請内容を審査し、必要に応じて現地確認が行われます。集合住宅の駐車場が適切かどうか、指定された場所が実際に利用可能かなどが確認されます。この審査には数日から1週間程度かかることが一般的です。
5.車庫証明の受け取り
車庫証明書が発行されたら、再度警察署に訪れ、受け取ります。印鑑を持参することを忘れないようにしましょう。
まとめ
戸建て住宅で車庫証明を取得する際は、駐車場の位置やサイズ、所有権の証明などが重要なポイントとなります。集合住宅で車庫証明を取得する場合は、必要書類が多い分、準備に時間がかかる可能性もあるため、余裕を持って手続きを行うことをお勧めします。
警察署で車庫証明の手続きを終えると、「標章」と呼ばれるシールが交付されます。このシールは、証明を受けたことがきちんとわかるよう、車の見えやすいところに貼りましょう。